HOME > TEZZO CARS コンプリートカー tuned by TEZZO > アルファロメオ ジュリエッタ QV TCT tuned by TEZZO
ジュリエッタ コンプリートパッケージ(パフォーマンスアップパッケージ+セレブリティパッケージ+ホイール)本体車両価格+¥1,400,600〜1,461,400
ジュリエッタ パフォーマンスアップパッケージ本体車両価格+¥885,000
ジュリエッタ セレブリティパッケージ本体車両価格+¥212,400
この度TEZZOデモカーとして導入した、ジュリエッタQV-TCTローンチエディションは、TCTミッションを搭載したモデルであり、この車種の登場により、より広くジュリエッタQV(クアドリフォリオ ヴェルデ)の高性能が多くのユーザーへ提供されることになった。2013年に導入したジュリエッタQV-MTをベースとした 「TEZZOデモカー”TEZZO LXY”」では、ジュリエッタからファミリーカー色を抜くことを目指し、ラグジュアリー度を付加するというコンセプト(LXY)だったが、今回のジュリエッタQV-TCTに関しては、スポーツ性とラグジュアリーに加えて「アート性」を演出する「LXY-S(ラグジュアリースポーツ)」をコンセプトとした。
開発段階にて、ジュリエッタQV-MTと基本的には同じエンジンながら、細かいセッティングなどが異なり、また足回りの形状などもファインチューニングが行われており、専用チューニングの必要性を確認。そのためTEZZOでは各パーツの再開発を行い、最善を図るよう努めてきた。具体的にはTEZZO 全調式AJD-lxy Ver.2,Ver.3、TCT専用のプログラムを持つDTT ECUチューン、TCT専用の車検対応マフラーなどの開発により、MT車からTCT車になったことで起こるリニア感の喪失を防ぎ、レスポンスのよい車に仕立てるセッティングを行った。
先代“TEZZO LXY”の内装色は赤をメインとして統一を図ってきた。純正ではシートのみ純正の赤色であったのに対して、ハンドルステアリング、シフトブーツ・サイドブーツ、ダッシュパネルを赤色、そしてペダルにも赤色を取り入れ、イタリア車らしい赤の華やかな内装を提案した。
TEZZOLXYコンプリートカーページ
対して今回のQV-TCTローンチエディションは、シートが黒を基調としたアルカンターラシートであり、前回の赤のイメージと違った、新しい内装色のアプローチ法がないか検討をした。
まず、シートのアルカンターラの黒、そしてQVのロゴマークにある緑、白のコントラストを生かせないかと考えた。ただ緑に関しては、明るい緑をレザーに使うと、安っぽいイメージとなってしまうため、本革色には、ダークグリーンの最高級レザーを採用。バレルンガステアリング、シフトブーツ・サイドブーツ、ダッシュパネルも同じダークグリーンの最高級レザーを配色して、シックでありながら、迫力のある雰囲気を作り上げた。中でもステアリングは黒色のアルカンターラレザー、そしてディンプル加工を施したダークグリーン。さらに、それだけでは地味になってしまうので、白色をアクセントとして取り入れ、QVの緑白のイメージを意識したコントラストを徹底的に取り入れた。
色のコントラスト、素材のコントラストの違いによって、QV-TCTをよりアート性の高いクルマに仕上げたのである。これをTEZZOでは、QVをトリビュートとした新たな内装として提案している。
QV-TCTローンチエディションのボディ色は、特徴的な艶消しのシルバー外装となっており、この色に対して、どのようなカスタマイズが似合うか検討をした。デモカー導入当初は、艶消しのブラックホイールを装着してみたところ、確かにマッチングは良いのだが、全体的に古ぼけた車のように見えてしまい、この結果から、艶消しのグレー生かす為には、むしろヒカリ物を取り入れていくほうが効果的だと分かった。
そこでTEZZOでは外装のカスタマイズ路線を、LXYを強調する方向性へ変更。 当初はピラーも、ヘアラインの製品を検討していたが、ブラック鏡面仕上げピラーの試作品を取り付けた。その結果完全にファミリーカー色、実用車色が抜け、ラグジュアリー感あふれるジュリエッタとなった。
また、足回りのパーツ、特にサイドスカートとフロントスポイラーにも目を付けた。純正オプションで装着されている未塗装のパーツであるが、そこだけがまるで塗り忘れたプラモのようにプラスティックの樹脂が剥き出しとなっていた。またプラスティック樹脂は経年劣化で白っぽく焼けてきてしまうというデメリットもある。
そこで同箇所を、フロントグリルやドアノブと同じ同色のガンメタで塗装することを思いつき、塗装に踏み切った。
結果、印象として、各段にラグジュアリー性と高級車の装いとなった。
塗装についてはこちらで紹介しています
当初試行錯誤したホイールも、艶消しより華やかを出す方が良いと思い、プロドライブ製の鍛造ホイールを装着、最終的に今回の仕様に行きついた。