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 TEZZOレイアウトサスキット開発ストーリー
1話 レイアウトサスキット 試作開始  

TEZZOレイアウトサスキットの開発をはじめる前に試作品を製作する前に、方向性を探るために市販されているローダウンバネを入れてみました。車高は、30mm〜40mmダウンということでしたが、実際は20mm〜25mm程度の落ち幅でした。

おそらく、純正バネの前後配分のまま、レートアップしたと思われました。太田選手による実走テストを行った評価としては、「バネだけが硬いので、でこぼこが連続するところを走るとぽんぽんはねてしまう」ということでした。純正ダンパーの減垂力をバネレートが超えてしまって減衰力が足りない状態だと思われます。

このままでは、車高は落ちたものの、純正サスのほうが乗り心地、操安性も若干良く、どちらかとういうと改悪のイメージだったため、「やはり新たに造ろう」と試作バネの制作に取り掛かりました。バネレートに関しては、市販バネのようなバネレートアップでは純正ダンパーとの共用は無理と判断、前は二割程度が限界、後ろはノーマルよりも少し硬い程度に抑えることにしました。
車高に関してはもう少し下げ幅があるように40mmくらいのダウンを狙いました。40mmだとかなり下がりますが、TEZZOレイアウトサスキットは、車高調整式のCリングを使うための調整機構があり、5mmずつのアップが可能になるので、限界値は下げたほうがいいという判断でした。

このようなことを考えて試作の制作にとりかかりました。

 

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