TEZZOコンプリートカー アルファロメオMiTo製作記③ DTT ECUチューン施工
2019.05.15
皆様こんにちは、TEZZO広報チームです。
アルファロメオチャンレンジ「AR-MiTo」クラスで勝つ、というコンセプトで製作しているコンプリートカー、アルファロメオMiToにDTT ECUチューン(Digi-Tec by TEZZO)for MiToを施工しました。
DTT ECUチューン(Digi-Tec by TEZZO)は、ドイツ・Digi-Tec(デジテック)と日本・TEZZO(テッツォ)が共同開発するECUソフトウェアです。
DTTがECUをモディファイする際に使用するプログラム領域の各種パラメーター は、競合他社が変更できるパラメーターよりも圧倒的に多く、純正ECUの持つ各種センサーのワーニングや学習機能を変更することなく、プログラムを奥深く効率的に書き換える事が可能です。
それ故、状況に応じた個別対応が可能となるため、扱いやすく、確実性と安全性を高く保ったまま、最大効果を発揮するエンジンセッティングが可能となります。そしてよりきめ細かくセッティングを詰めることで走りと経済性と安全性の高度なバランスを実現します。
アルファロメオミトの場合は、30.8ps(理論値)出力が向上します。
また、エンジンのパワーアップによる耐久性の低下を心配される方もいらっしゃいますが、ご安心下さい。DTTはTUV(ドイツ技術検査協会)の検査基準に合格しています。TUVの認証は車を超高速で安全に走らせるための保証書のようなもので、エンジンだけでなくミッションやデフなどに対しても厳密に耐用年数の保持を義務付けます。つまりDTTには世界でも極めて厳しいTUVの工業製品に対する信頼性のお墨付きが与えられているわけです。 私達DTTは長時間走っても不具合を出さないことを前提に、安全性を確保した上で、高出力で、尚かつ燃費に秀でるような全体のバランスを重視するのです。
次回も引き続き、当ブログでサーキット用コンプリートカー、アルファロメオMiToの製作状況をレポートします。