4、自分の短所が牙を剥く
2017.05.08
皆様こんにちは。
いつもご愛読頂きありがとうございます。
納谷です。
今回は、自分の短所が牙を剥き始めた、インターン3~4ヶ月目のことについて振り返ります。
3、4ヶ月経過して、少しずつですが環境に慣れてきました。
その反面、自分のダメな部分に直面する機会が徐々に増えてきました。
この時期に一番頭を抱えたのは「ケアレスミス」です。
私は小さい時から見直しが苦手で、テストでのケアレスミスも多くありました。
書き間違えや、早とちり、簡単な計算ミス…。
きちんと見直しをしている”はず”なのですが、今思えば「自分の答えは正しいはず」というプライドの高さ故の過信が、見直しの時に間違えているかどうかの判断を曖昧にしていたのだと思います。
インターン中にもたくさん「ケアレスミス」を起こしてしまいました。
通販の仕事でお客様に荷物を発送する時に、伝票に部屋番号を入力し忘れていたこと、お客様宛てに送るメールの誤字脱字や、てにをはの間違え…。
どうすれば直るのか、いつ直すのか…。
本人の真剣さが違うのか、気合いの入れ方が違うのか…?
私は悩んでいました。
ある日、自分のミスの多いことと少ないことについて、考えて比較してみました。
そこには一つの傾向がありました。
それは、作業や見直しの手順が自分の中で確立されているかということです。
手順が確立されていないと、見直しを面倒くさく感じてしまいます。
そうなると、「自分の答えは正しいはず」といったプライドの高い短所が勝って見直しに集中できず、ミスをしてしまうことに繋がるのだと思いました。
TEZZOには独自のマニュアルがあり、マニュアルに沿って仕事、見直しをすることでミスをなくすことができます。
当時は「マニュアルの運用について弱い部分があるから、運用してミスをなくしていくよう努めます!」といって実践してみたのですが、三日坊主で終わってしまい改善できずにいました。
なかなかケアレスミスが直らないことにむしゃくしゃしていた時、SVの隠岐専務より「成長する人としない人の違い」「立場が人を育てる」ことについて直々に教えて頂いたのを覚えています。
まず図1が成長しない人のグラフです。
ご指摘を頂いてその時に成長して+になっても、時間経過と共にそれが成長前に戻って-になるようでは、図でも分かるように成長しません。
まさに、この頃の私です。
対して図2の成長する人のグラフを見ると、ご指摘頂いたことを確実に+として自分のものにし、同じご指摘を2度は受けるものかの精神で-は出しません。
アドバイスを頂いてから見直しの弱さを克服するための方法として、何か文章を作成したら、まずはプリントして紙媒体にし、文章を音読して修正、直したものを音読してOKなら最終チェックを上司の方々にして頂くという流れをルーティン化し、短所をなくそうと努めました。
実際にこの流れを運用してみると、完璧や!と思った文章でも「てにをは」のおかしな部分がボロボロ出てきて、今までどれぐらい節穴の目で見直ししてきたのかを痛感させられました。
また成長していくことで、様々な立場を経験できる可能性が広がり、その立場が人をつくり、成長させていくことも教わりました。
「昔は14才になったら戦に初陣して、一人の大将としての立場が与えられ、現在の中学生の年齢でも、大将という立場を与えられたことによって大将として育つ。対して30才まで何の立場もない人は、何もない人間になる。」
TEZZOでは、他社でその年齢では経験出来ない立場や責任を与えて下さります。
インターン生の私に責任者という立場を経験する機会を与えて頂き、お陰様で学校でのリーダー経験とはひと味ふた味違った、刺激的な毎日を送ることが出来ました。
しかし、この頃は自分の短所全ての根源である「プライドの高さ」に気づけていなかったこともあり、マニュアルを運用しようとしても三日坊主で終わってしまったりして、同じことで50回、100回と注意されても直りませんでした。
そんな中、インターンを始めて5ヶ月目の11月に、私が担当させて頂いたTEZZO直営オンラインショップ「TEZZO STYLE」で第一段階として設定された目標を達成することが出来ました!
それに比例し、仕事も多くなり、自分の短所が引き起こすミスが増え、結局、先輩や社員の方にフォローして頂くことが目立つようになってきました。
次回は、11月に目標を達成した裏にあった、自分の短所が引き起こしてしまったトラブルについて振り返りたいと思います。